シロアリ予防の費用相場と効果的な予防工事の選び方
シロアリ予防工事の費用相場は坪1,000〜3,000円が目安。バリア工法・ベイト工法の違いと費用比較、保証期間の確認ポイント。新築・中古別の予防タイミングと業者選びの注意点も解説。
※本記事にはPR(広告)が含まれます。料金はすべて税込表記です。情報は2026年5月時点のものです。
この記事でわかること(最短回答)
シロアリ予防工事の費用目安は**坪あたり1,000〜3,000円(税込)**です。30坪の家なら3万〜9万円程度です。
| 工法 | 費用目安(30坪・税込) | 効果期間 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| バリア工法(土壌散布) | 3万〜9万円 | 5年 | 即効性・広く普及 |
| ベイト工法(毒餌型) | 5万〜15万円 | 継続的(年1回点検) | 環境負荷が低い |
シロアリ予防工事の費用相場
シロアリ予防工事の費用は住宅の広さによって変わります。結論として、バリア工法で坪あたり1,000〜3,000円(税込)が一般的な相場です。
坪数別の費用目安(バリア工法・税込)
| 家の大きさ | 費用の目安(税込) |
|---|---|
| 20坪(約66平米) | 2万〜6万円 |
| 30坪(約99平米) | 3万〜9万円 |
| 40坪(約132平米) | 4万〜12万円 |
| 50坪(約165平米) | 5万〜15万円 |
費用の内訳
予防工事の費用は主に3つの項目で構成されます。床下調査(無料〜5,000円)、土壌への薬剤散布(坪1,000〜2,500円)、木部への薬剤塗布(追加1万〜3万円)です。業者によって内訳の表記が異なるため、見積もり時に何が含まれているか確認してください。
費用が変動する要因
同じ坪数でも費用に差が出る理由は複数あります。床下の構造(ベタ基礎か布基礎か)、床下の高さ(作業のしやすさ)、使用する薬剤の種類、地域差などです。正確な費用は現地調査後の見積もりで確定します。すでに被害が出ている場合の駆除費用はシロアリ駆除の費用相場【坪数別】で確認できます。
バリア工法 vs ベイト工法のコスト比較
シロアリ予防には大きく2つの工法があります。結論として、コストを抑えたいならバリア工法、安全性を重視するならベイト工法がおすすめです。
バリア工法(液剤散布型)の特徴と費用
床下の土壌や木部に薬剤を散布し、シロアリが侵入できないバリアを作る工法です。初期費用は30坪で3万〜9万円(税込)と比較的安価です。効果は5年間持続し、5年ごとに再処理が必要です。5年間のトータルコストは初期費用のみです。即効性があり、日本で最も普及している工法です。
ベイト工法(毒餌型)の特徴と費用
土中に毒餌入りのステーション(容器)を建物周囲に設置する工法です。初期費用は30坪で5万〜15万円(税込)です。年1回の点検・補充が必要で、ランニングコストが年1万〜3万円かかります。5年間のトータルコストは初期費用+点検費用で9万〜27万円になります。薬剤散布量が少ないため、ペットや小さなお子さんがいる家庭でも安心です。
5年間のトータルコスト比較(30坪・税込)
| 項目 | バリア工法 | ベイト工法 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 3万〜9万円 | 5万〜15万円 |
| 年間ランニングコスト | 0円 | 1万〜3万円 |
| 5年間トータル | 3万〜9万円 | 9万〜27万円 |
| 再処理(5年後) | 初回と同額 | 継続点検のみ |
新築と中古で異なる予防タイミング
住宅の種類によって予防のタイミングは異なります。結論として、新築は5年後、中古は購入直後が最適なタイミングです。
新築住宅の予防タイミング
新築時に施工会社がシロアリ防除処理を行うのが一般的です。この処理の効果は約5年間です。新築から5年経過したら、業者に点検を依頼しましょう。保証書に記載された保証期限を確認し、期限前に更新の手続きをすることが大切です。新築時の保証が切れたまま放置すると、シロアリ侵入のリスクが高まります。
中古住宅の予防タイミング
中古住宅の場合は購入前の床下調査を強くおすすめします。購入後すぐに予防処理を行うのが理想です。前の所有者がいつ予防処理をしたか確認してください。記録がなければ未処理と考えて、速やかに予防工事を依頼しましょう。築10年以上の木造住宅は特に要注意です。
予防処理の更新サイクル
| 住宅の種類 | 初回のタイミング | 更新サイクル |
|---|---|---|
| 新築(バリア工法) | 建築時に施工済み | 5年ごとに再処理 |
| 新築(ベイト工法) | 建築時に設置済み | 年1回の点検・補充 |
| 中古住宅 | 購入直後 | 工法に応じて5年/年1回 |
| 築20年以上 | すぐに調査を依頼 | 工法に応じて5年/年1回 |
シロアリが発生しやすい季節についてはシロアリが発生する時期と季節別の対策で解説しています。
予防工事当日の流れ
予防工事を初めて依頼する方は「どんな作業が行われるのか」が気になるはずです。結論として、バリア工法の場合、作業は通常3〜5時間で完了します。
工事前の準備
業者から事前に以下の案内があります。床下収納庫の中身を空にすること、点検口周辺のスペースを確保すること、ペットがいる場合は別の部屋に移動させることです。薬剤の臭いが気になる場合は、当日は窓を開けて換気できるようにしておきましょう。
当日の作業手順(バリア工法の場合)
作業は以下の手順で進みます。まず床下の点検で被害がないか確認します(約30分)。次に土壌への薬剤散布を行います(約1〜2時間)。続いて木部への薬剤塗布を行います(約1時間)。最後に作業完了の報告と今後の注意事項の説明があります(約30分)。作業員は2〜3名で対応するのが一般的です。
工事後の注意事項
工事後2〜3時間は換気を十分に行ってください。薬剤の臭いは通常1〜2日で消えます。床下に入る必要がある場合は、施工後1週間程度は避けてください。保証書を受け取り、次回の更新時期を確認しておきましょう。
予防しなかった場合のリスクと修繕コスト
「うちは大丈夫」と予防を省く方もいます。しかし、予防しないリスクは想像以上に大きいです。結論として、予防費用は修繕費の10分の1以下であり、コスト面でも予防が圧倒的にお得です。
被害が出た場合の修繕コスト
シロアリ被害で構造材が損傷すると、駆除費用に加えて修繕費が発生します。柱1本の交換で30万〜50万円(税込)、床材の張替えで50万〜100万円(税込)以上かかることがあります。一方、予防工事は30坪で3万〜9万円(税込)です。予防費用は修繕費の10分の1以下です。
資産価値への影響
シロアリ被害の履歴がある住宅は、売却時に資産価値が下がります。定期的に予防処理を行い、記録を残しておくことで「きちんと管理された住宅」としての評価を維持できます。将来の売却を考えている方にとっても、予防処理は重要な投資です。
予防と修繕のコスト比較
| 項目 | 費用(30坪・税込) |
|---|---|
| 予防工事(5年ごと) | 3万〜9万円 |
| 駆除のみ | 15万〜30万円 |
| 駆除+柱の交換 | 45万〜80万円 |
| 駆除+床材全面張替え | 65万〜130万円以上 |
シロアリ被害の早期発見方法はシロアリ被害の症状と発見方法で確認してください。
業者を選ぶ際のポイント
予防工事の業者選びは費用だけで決めないことが重要です。結論として、資格・保証・実績の3点を確認しましょう。
信頼できる業者の4つの条件
信頼できる業者には共通する特徴があります。1つ目は公益社団法人日本しろあり対策協会(JTCA)の認定業者であることです。2つ目は現地調査後に書面で詳細な見積もりを提出してくれることです。3つ目は使用薬剤の成分・安全性を丁寧に説明してくれることです。4つ目は5年保証が明示されていることです。
相見積もりの取り方
シロアリ予防工事は業者間で価格差が大きい分野です。同じ作業内容でも2〜3倍の差が出ることがあります。最低3社から見積もりを取り、作業内容・保証期間・使用薬剤・アフターフォローを比較してください。見積もりは多くの業者が無料で対応しています。
悪質業者を見分けるポイント
注意すべき業者の特徴は3つです。「今すぐ契約しないと大変なことになる」と不安を煽る業者、見積もり前に契約を迫る業者、使用する薬剤の説明をしない業者です。これらに当てはまる業者は避けてください。業者選びの詳細なチェックリストはシロアリ駆除業者の選び方【7つのチェックポイント】をご覧ください。
シロアリ保証の仕組みと確認事項
予防工事には通常5年の保証が付きます。結論として、保証内容の詳細を書面で確認することが重要です。
保証でカバーされる範囲
保証期間中にシロアリが発生した場合、無償で再施工してもらえます。ただし保証の範囲は業者によって異なります。「再施工のみ」の場合と「建物の修繕費用も含む」場合があります。契約前に保証範囲を書面で確認してください。
保証を確認する際の3つの注意点
確認すべきポイントは3つです。1つ目は保証書が書面で発行されるかどうかです。口頭での約束は証拠になりません。2つ目は保証の条件です。定期点検を受けることが条件になっている場合があります。3つ目は業者の存続性です。5年後に廃業していると保証が使えません。JTCA認定業者や大手業者を選ぶことでリスクを減らせます。
保証期限が切れる前にすべきこと
保証期限の3〜6か月前に業者に連絡し、更新の点検を依頼しましょう。点検で問題がなければ、再処理を行って新しい5年保証に移行します。保証が切れた状態で放置すると、その間にシロアリが侵入するリスクがあります。
あなたに合った予防方法の選び方
状況に応じて最適な予防方法は異なります。結論として、まず無料点検を利用して住宅の状態を確認することが最善の第一歩です。
選択肢A:シロアリ110番で無料点検を依頼する(PR)
こんな方におすすめ:プロに任せたい方、築5年以上で予防処理の更新が必要な方。シロアリ110番は24時間365日対応で、相談・見積もりは無料です。全国対応で、現地調査後に住宅に合った工法と正確な費用を提案してもらえます。
選択肢B:自分でできる予防対策をする
こんな方におすすめ:まず自分でできることから始めたい方。建物周囲の木材や段ボールの除去、床下の換気改善、基礎周りの目視点検が自分でできる予防策です。ただしDIYだけでは床下全体の防御はできません。DIYの限界についてはシロアリを自分で駆除できる?DIY対処の限界で詳しく解説しています。
選択肢C:新築時に予防工事を組み込む
こんな方におすすめ:これから家を建てる方、リフォームを予定している方。建築時にシロアリ予防処理を施工計画に組み込むことで、最も効率的かつ確実な予防ができます。施工会社に「防蟻処理の内容と保証期間」を確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. シロアリ予防工事は何年ごとに必要ですか?
バリア工法の場合は5年ごとに再処理が必要です。薬剤の効果が5年で切れるためです。ベイト工法の場合は年1回の点検・補充が必要です。いずれの工法でも、保証期限が切れる前に業者に更新を依頼しましょう。
Q2. 賃貸住宅でもシロアリ予防を依頼できますか?
シロアリ予防は建物の管理者(大家・管理会社)の責任です。入居者が勝手に工事を依頼することはできません。被害に気づいたら管理会社に報告し、対応を依頼してください。
Q3. DIYでシロアリ予防はできますか?
市販のホウ酸系忌避剤を基礎周りに散布することは可能です。また、建物周囲の木材・段ボール・落ち葉を除去してシロアリが寄りにくい環境を作ることも有効です。ただし床下全体の処理は専門的な機器が必要なため、業者に依頼することをおすすめします。
Q4. 火災保険でシロアリ予防工事の費用は補償されますか?
シロアリ予防工事は通常、火災保険の補償対象外です。予防工事は「被害を未然に防ぐための措置」であり、火災保険は「発生した事故への補償」のためです。ただし被害後の駆除・修繕は一部保険で対応できる場合があります。詳しい適用条件はシロアリ被害は火災保険で補償される?で確認してください。
Q5. 予防処理後に羽アリが出ました。保証は適用されますか?
保証期間内であれば適用されます。業者に連絡して調査・再施工を依頼してください。羽アリの種類によってはシロアリではない場合もあるため、業者の調査で種類を特定してもらいましょう。
Q6. ベタ基礎の家でもシロアリ予防は必要ですか?
はい。ベタ基礎はシロアリの侵入を減らす効果がありますが、完全に防げるわけではありません。基礎の配管貫通部や打ち継ぎ部のわずかな隙間からシロアリが侵入するケースがあります。ベタ基礎でも予防処理は必要です。
Q7. 予防工事の費用を安くする方法はありますか?
最も効果的なのは相見積もりを取ることです。最低3社から見積もりを取り、作業内容と費用を比較してください。また、近隣住民と一緒に依頼する「まとめ割引」を行っている業者もあります。自治体の補助金が使える地域もあるため、お住まいの市区町村に確認してみましょう。